原発は冥界の王プルート

このたびの震災は未曽有の災害となり本当に悲しみで心がしめつけられる思いです。
また、原発の事故においては現場で死と隣り合わせで懸命に作業されている方々の無事と作業の成功のため祈りを捧げざるにはおられません。

今回の原発事故をきっかけに放射能や原発に関する情報を集めてみて改めて思うのは、「原発のことをいかに自分が知らなかったか」ということです。

24時間いつでも電気が来ていて、それがあまりに当たり前のことになり、感謝と同時に原発の恐怖も忘れてしまっていました。

原爆を落とされた唯一の国でありながら、放射能の恐ろしさを忘れ、原発大国となってしまった日本。

現在、日本全国に原発が何基あるかご存知ですか?

なんと、54基ですよ。

「絶対安全です」と言いながら、何故電気を一番使う都会のそばに原発を作らないのか?

この時点で、「何かおかしい」と気づくべきでした。
逆に言えば、安全じゃないから都会から離れた場所に作るということなんじゃないでしょうか。

さらに、いつか必ず来るといわわれている東海大地震の影響をもろに受ける場所に作られた原発(浜岡原発)もあります。

はっきりいって狂ってるとしか思えない。

ともかく、私は原発の闇を知らなさすぎた。

もう原発はいらない。

プルトニウムの名前の由来

ちなみに、原発の燃料にも使用される放射性物質プルトニウムの名前の由来は冥王星からきています。

そして、その冥王星(プルート)は、ローマ神話の冥界を司る神の名前であり、死後の世界の王なのです。