12星座の物語|双子座

12星座の物語

双子座 Gemini (5/22~6/21)

双子座の基本的な性格(支配星:水星)

双子座は二元性を象徴し、コミュニケーション、知識を表します。二つに裂かれる不安から口数も多く行動も早いこの星座の性格が出てきています。性格的に二面性があり、文筆や外交の才能もあります。概して肉体労働より精神的な仕事が合っています。

[amazon_link asins=’4344842707′ template=’std01′ store=’utarunnourana-22′ marketplace=’JP’ link_id=’340c40b3-7683-4657-9c45-e066d59c3b7f’]

ギリシャ神話

双子の名前は、カストルとボルックスといい、カストルは人間として生まれ拳闘の名手、ポルックスは神として生まれ馬術の達人とされています。
彼らはいつも仲良くつれ立ち、白馬にまたがる青年として考えられています。数々の冒険をし、二人は互いに協力して難関を越えていきました。

牡羊座で紹介したアルゴー船の冒険で嵐にあいますが、海の神であるポセイドンが双子の強い友情に感動し嵐を収めてくれます。そのため暗い夜や暴風雨のおりに船のへさきに立ち船人を導く神霊として祭られるようになりました。

嵐の夜にセントエルモの火と呼ばれる船のマストからの放電がみえることがありますが、これを古代ではカストルとポルックスの双子の火と呼んで、これが見えれば、どんな嵐も静まると信じられていました。

双子の冒険は、カストルが人間であり、死す運命であることから終わりになります。最後の冒険でカストルは射殺されてしまいます。ポルックスはゼウスに自己の不死の齢をカストルとわかちあうことを願いました。ゼウスは一日おきにオリュンポスと冥界で暮らせるように計らい、二人の友愛を記念して星座にしたとされています。

天文の話

双子の兄弟の頭の部分に、それぞれ明るい星が輝いています。向かって右が兄のカストル、左が弟のポルックスです。星の名前も同じ名前がついています。
カストル付近では、毎年12月13日ごろをピークにたくさんの流れ星を見ることができます。


この記事をシェアする
スポンサーリンク
関連記事
うたるんの占い